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とらドラ!最終回のこと [アニメ]

とらドラ! 最終話
竜児の企みで実家に誘き出されたやっちゃんは無事両親と和解。
なんか途中から駆け落ちの目的が変わってることが説明不足なのが惜しいです。
竜児と大河のキスシーンは次第に高まる情感が良く伝わってきましたね。
約束や誓いなどなくても、虎に並び立つのは竜だと言った竜児の言葉を信じられる大河。
やっちゃんから逃げることなく向き合うことで、家族の蟠りを解消した竜児を見て、自分も家族へ歩み寄ることを決意した大河。
ずいぶんと強く成長したものだと思うんですが、それだけに書置きだけで皆の前から姿を消すのはちょっとらしくないなぁ。それに即メールをやり取りしているのは現代っ子というか、この辺は”わたしたちの田村くん”的な雰囲気を出してほしかったような。

亜美ちゃんはいい女でしたね。ほんとここまで成長するとは驚きでした。結局、恋人関係にはなれなかったけど、理解しあえる存在がいるということは彼女にとって何物にも代えがたいものとになったんだと思います。なんともいい表情を見せるようになりましたよね。きっと高校の制服のモデルも最高の笑顔で引き受けたんだろうと思いました。
さておき、物語はそのまま卒業式へと。
新しい時間の始まりを思わせるように大河との再会。できればここで大河のどじっ子ぶりを今一度見たかったようにも思いますが、これはこれで本当に良い終わり方でした。
始まる前は、キャラデザや、安易な釘宮さん起用など不安要素が多かったのですが、ふたを開けてみると予想以上の良作でしたね。ラスト、ちょっと竜児の気持ちの動きが説明不足だったのに不満が残りましたが。
これは初期の大河との酒屋でのバイト話を削っていれば解消できた問題のような気もしたりして少々惜しく感じてしまいます。


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