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犯人に告ぐのこと [小説]

犯人に告ぐ 雫井脩介 読了
劇場型犯罪に対して劇場型捜査で立ち向かう。劇場型捜査の主役に選ばれたのは、過去にマスコミへの対応でミスをして左遷された刑事。非常に面白い導入部でした。
登場人物は多いですがキャラクターが立ってますし、中々に緊迫した展開で一気に読了しちゃいました。
ただ、多くの魅力的な登場人物のその後の描写が無かったのが惜しいですね。
特に関係したマスコミ関係者から、この劇場型捜査についてなんらかの総括がなされるかと思っていたんですが。
後、昔の恋人の気持ちをひきたくて捜査の情報を流していた、総務課の男に関しては思わず、アホかっ!と声に出してしまうほどでした。そんだけ恥ずかしいことしているのに、上から目線で逆切れとか・・・でもこのような人間って本当にいるからこまるんですよねぇorz
本当はこの男と女が事件後、どんな事態になったか見てみたいという下世話な気持ちが強いんですが(^^;

しかし、2000年代の話だと思うんですけど、事件に関する情報がネットで議論されていて、結果として公式発表されていない犯人に関する情報が流布されていることに警察が気づいてないってのはどうなのかな?って思ってみたり。
なんにしても、ラストの展開はかなりの予想外な展開で、この辺、同じ展開をみせた慟哭と比較してもはるかにうまく料理されていたと思いますね。
非常に楽しめる作品でした。大満足。
犯人に告ぐ

犯人に告ぐ

  • 作者: 雫井 脩介
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本


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