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2010-12-18 [小説]

なんか実感がないけど、コミケまで後10日なんですねぇ。
本当に最近、実感がないですよ。
後、姪っ子さまへのクリスマスプレゼントも用意しないとなぁ。

新世界より 上下 貴志祐介 読了
かなりのページ数でちょっと二の足をふんでいたんですが、読み始めたらあっという間に読了しちゃいました。特に最後の章は一気読みでした。
現在からおよそ千年後の関東での少女の回想録。
冒頭、その世界の人がもつ呪力がどのようなものか、威力が比喩なのかどうなのかうまく把握できず、少々戸惑っておりましたが、その辺飲み込めるとすんなりと物語にはまりこむことができました。
なにげに上巻を読んでいたときは、子供たちが大人への不信と、従来、悪と思われていた存在の真の姿を認識することで体制の崩壊と新しい秩序への道を築いていくかと思っていたんですけど。
正直、主人公のやってることは地雷を踏みまくっている上に、普通ならルールを逸脱したことで処理されるとところを、なんかうやむやな感じでスルーされているのは違和感があったんですが、その辺は下巻を読んで微妙に納得ですが・・・なんかちょっと違うかなぁと・・・
というか、上巻のおまもりの中身が変化したエピソードって、とくにフォローがなかったけど、あれってどういう意味があったんでしょう?


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電脳コイル 13巻 [小説]

電脳コイル 13巻 宮村優子 読了
小説版電脳コイルもいよいよ完結です。
率直な感想としては少々駆け足でいろいろと物足りない感じです。
アニメと比較して、メガネの期限が13歳とか、おばちゃんの過去とかいろいろと興味を惹かれる設定があったのに、最終的には基本的な謎はアニメ版と同様なものに落とし込まれてしまったのは本当に残念。
その分、ヤサコやイサコなどのキャラの掘り下げに期待もしていたんですが・・・
なにげにリアルな中学生になっていったダイチとか、本当にいいとこなしのハラケンは本当にありえそうなんですが、逆に描写が不足しているだけのようで実に物足りないですね。
なにかしら、リアルな小学生の終わりを描こうとしているのかもしれませんが、電脳コイルの物語の締めくくりを飾るにはなぁ。まぁヤサコとイサコの物語は続いているわけなのですが・・・
というか、なによりもアニメのラストシーンには追いつけてないと思います。
後はイサコの母親のこととか、タラちゃんのこと・・いろいろと突っ込みどころがあったりというか・・・
いや、そういう世代の群像劇にしてくれたら、13巻分もあったわけですから十分描けたと思うんですが・・・なんかうまく問題点を指摘できないのが少々もどかしいですね。
マリリンマリーンについての落ちは・・・うわぁ・・・それはちょっとアレすぎるような(^^;

・・・そろそろBDBOXについてアナウンスがないかなぁ?


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2010-11-09 [小説]

いまさらですが、猫を抱いて象と泳ぐを読了。
すばらしい時間でした。久々にすごい満足感を得ました。
何度でも再読したい作品ですが、誰かに朗読してもらって聴いてみたい気分です。
NHKのラジオとかでやってくれないかな?
しかし、博士の愛した数式、ブラフマンの埋葬、ミーナの行進と毎回新たな世界に踏み出してしているようで、本当にすごいと思ってしまいます。
いやはや、原稿に煮詰まってますが、発作的にミーナの行進を再読しそうになりましたよ。


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2010-10-06 [小説]

PCの日付がずれると、ソネブロの管理ページに入れないって知らなくて、かなりあせりまくりでしたorz
ちょっと一昨年の曜日が知りたくて、ものぐさこいてPCの日付をいぢってそのままうっかり放置したのが悪いんですがorz
とりあえず、ちぃ覚えたっ!・・というか、そこは秋本さんでしょうにorz・・・

会社帰りにちょっと本を探したかったので、ちょっと寄り道。
さすがに1981年発行の単行本がないのはわかるんですが、これって文庫も絶版なのかなぁ。
こちらは著名な人だからamazonで入手可能みたいだけど。
もうひとつは、2005年度発行のものが絶版なのは、ちょっと・・そのうち文庫化されるかな?
まだ1冊しか単行本でてないようだけど・・・

先日、小林泰三さんの話題に触発されて、ちょっと再読しようかと思い本箱を探したら・・・あれ?
玩具修理者を持ってない?・・・あれ?
確かに読んだ記憶はあるんですが、人獣細工と肉食屋敷にも収録されてないし・・あれ?
読んだのはまぎれもなく、大阪時代だからこっちにくるとき処分したのかな?とか思っていたら、
玩具修理者に収録さている、もうひとつの作品は読んだ記憶がないと・・・あれ?
激しく貧乏だったときだったら、図書館で読んだのかとも思ったけど、それだと全部読んでないのはおかしいし・・・
小林泰三さんの”本”という話が個人的にえらく苦手でして・・・白鹿亭綺譚に同じような話があるわけですが・・・なんか条件反射的にちょっといやテーマだったりするわけで・・・
そういや白鹿亭綺譚って、博士課程綺譚って、日本でしか通用しないしゃれをこめてつけらた絶妙な邦題だって先輩に教えられたけど・・・
これってそんな意味含んでいるのかな?当時は微妙に納得した記憶があるんですけど(^^;
閑話休題。
というわけで、部屋の中にある小林泰三さんの本はAΩ、人獣細工、肉食屋敷、海を見る人だけ・・・
やはり、現具修理者はどの本にも収録されていない・・・後、”本”に出てきたゲリルという地名が、
登場する作品があったような気もするけど、それも見当たらない。
多分、記憶違いで、玩具修理者は図書館でさらっと読んでしまったんでしょうけど、
妙に足元が揺らぐというか、気持ちを不安にさせてくれます。

後、国勢調査も処理完了。次回はネットでするようにしましょう。


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2010-10-04 [小説]

さすがに頭が痛いです。大丈夫かな?

コミケの確認はがき到着。書類のミスはなかったようで、無事受理された様子。
とりあえず、第一関門突破ですよ。

終わりの街の終わり ケヴィン・ブロックマイヤー 読了
新しい方向のアメリカ小説らしいですが・・・正直、ハードルが高すぎでした。
世界はウィルスによって滅びた。南極に一人の女性を残して・・・
って、復活の日かいっ!って言いたいところですが(^^;
この話では、人は死んだ後に旅を経て街にたどり着きます。
そこは生きている人間がその人を覚えている間だけ、その人間は存在していられるそうです。
基準はよくわかりませんが、名前を知らなくても、覚えていたらいいようです。
でも、大統領とか芸能人はいなかったようなのですが・・・直接会った人じゃないと駄目なんでしょうかな?
で、世界はウィルスのせいで死滅します。南極に隔離されていたローラという女性を残して。
それまでそこそこ賑やかだった街は一気に閑散となるのですが・・・ローラの覚えている人だけが残ったわけですから・・・

物語は南極で一人サバイバルを行うローラと、街で日常を送る死者たちが交互に語られるのですが。
街の日常と、ローラの回想を交互にみせることで、街の人々がどのような形でローラの記憶に残っているのか描かれるのですが、どうも話のメインはそこではないようで・・・
ぶっちゃけ、人の記憶に支えらた人々。支える人間が一人になったということは、その終わりも間近ではあるのですが・・・
正直、テーマがよくわかりません。直感できないということろでしょうか。
新しいタイプの小説と言われますが、どちらかというと韻を重視した、発音して楽しむ作品なのではと思ってみたりもするわけですが、どうなんでしょう?だとすると翻訳したものを読んでもわけわかめな状態になるだけですよね。
後、もともと短編小説を長篇に再構成されたそうで、描写が浅くなっている部分も感じられ、それがテンポを崩しているようにもかんじらたというか、キャラが薄いんですなぁ。
なんか映画化されるようですし、意外とそちらで見たらテーマが直感できるのかも。
書評ではユニークな視点で三崎亜記さんと比較されてましたが、読んでいて最初に思い浮かび、終章近くでも思ったことは・・・・
これなんていう、エンジェルビーツ!でした・・・orz

終わりの街の終わり

終わりの街の終わり

  • 作者: ケヴィン ブロックマイヤー
  • 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
  • 発売日: 2008/04/24
  • メディア: 単行本




 


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2010-09-10 [小説]

ダスト チャールズ・ペレグリーノ 読了
先日、ザ・ロードを鑑賞した際、米国の終末観がどのように変異したのかと話題になりまして。
その際に薦められたのが本作でした。
一昔前の米国の終末後ものといえば、核戦争が勃発。一面荒れ果てた荒野となり、放射能で突然変異を起こした
生物と戦いながら、謎の無線の発生源をたどっていくと・・・そこは明るい日差しの中、樹木が生い茂り、
平和でやさしい人々がたくさんくらしてましたと・・・・べ、別に世界が燃えつきる日のことをいってるんじゃないんだからねっ!
その後は、マッドマックス的なヒャッハーな世界観に移りと・・・この辺の大本はハインラインの自由未来が大本になるのか?
なんにしても、アメリカという国家は消滅してしまったというのは、基本として存在するようですが、
その過程が最近は変化してしまったようです。
ザ・ロードは世界が滅びた理由は明らかになってませんが、このダストという作品はそれを補完できるのでは?
ということで薦められたわけです。

結論を言うと中々にエキサイティングで興味深い物語でした。
冒頭は表題にあるダスト、埃のように見える存在によって人が襲われ、わずかな時間で白骨化する事件がおこります。
この辺、過去の生物がなんらかの理由で復活して人類に猛威を振るい始めたと、安直に考えたわけですが・・・
実はこの埃、異常発生した普通のダニ。それがある理由で異常繁殖の過程で肉食に変化したというもでした。
丁度、中国で殺人ダニ発生のニュースがあったりして、ちょっと背筋が冷たくなったのは内緒ですよ。
そしてインドではある種の菌類の異常増殖により農作物が全滅。菌類に侵食されていない土地を求めて武力侵攻を開始。
ある島では狂牛病に感染したチスイコウモリが凶暴化、吸血対象を牛から人へと移し始めました。
物語は主人公一家の住む場所が埃に襲われた日を第一日目としてますが、インドなどの例から異変はずっと前からはじまっていたのでしょうね。

読感はずばり復活の日です。圧倒的な情報量とそれを分析、原因を推論し対策を検討する。
でも、普通の人々は徐々にパニックに陥り、経済と流通が崩壊し始めるわけですね。
実際、米国の場合、埃によっておきた被害は地域としては限定されているんですけど。
さらに徐々に連絡が途絶する地域が発生し始め・・・
この辺は実にはらはらします。ただ、何故かロシアが特に行動を起こしている描写がなく、中国が大規模な南下を行っているあたり、先見の明があるのかな?
このような考察面は面白いのですが、逆に人物描写が弱いのが残念かな?
登場人物が多すぎる上に、扱いが雑というか、なぜにこのような形で登場し、かつ退場したのかわからない人もします。
主人公と敵対するラジオホストも今ひとつ説明不足なのが気になります。まぁ雰囲気で理解できますが。
本当はあれ、ラジオのパーソナリティって言うよりも、宗教番組の人のなんでしょうねぇ。

個人的にタイトルはダストではなく、新約とした方がよかったのではと思うんですよね。
作中でも埃は数々の災害のひとつでしかないですし。
で、この世界の延長にザ・ロードで描かれた世界がある可能性も十分にあると思うんですよね。
この物語では作物が大打撃を受け、短期間で人類が餓死してしまうと予測されてますし。
そして、この物語の一番の肝は、作中で描かれた滅びですら前哨にすぎないということで・・・かなり後味が悪いんですよねえ。
まっ個人的には止めに、原油を駄目にしてしまう微生物も登場させればよかったのではと思ってましたが。
なんにしても中々に面白かったです。というか、これだけの話、10年以上昔に書かれているのがすごい。
・・・だから、終末世界でも世界貿易センターが残ってるというのは・・・(^^;
後、グリセリンの結晶化とシンクロニティの件は肯定しているのは、翻訳者の誤訳と思いたいけど・・・
うーん、ちょっと胡散臭くなっちゃうんですよねぇ。

ダスト

ダスト

  • 作者: チャールズ ペレグリーノ
  • 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
  • 発売日: 1998/11
  • メディア: 単行本


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2010-07-16 [小説]

暑いけど、夜は風があってエアコン無しで何とかなります。
でも、いい加減扇風機は買ったほうがいいのかなぁ。
風呂上りはちょっとつらい。

ちょっとむしゃくしゃするので、天使たちの探偵を再読。
思わず沢崎と同じく、おまいらの血統はと、苦々しく思ったりとねぇ・・・しかしやはり面白いなぁ。
原先生、短編でもいいから新作書いてくれないかぁ。
原稿が煮詰まっているのに、さらば長き眠りまで再読しちゃいそうでちょっとやばいですよ。

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2010-06-10 [小説]

日中は日差しが凄いのですが、夜は風がちょっと冷たいですね。
川の近くですから川風が心地よいです。
まぁ、昼間でも湿気がないから日陰にはいると涼しいんですよね。

クワイエットルームにようこそ 松尾スズキ 読了
ちょっと軽めのものを思って、手に取ったら結構きつい内容でしたorz
てっきり、駄目な人がうっかりミスの連続で、法的に拘束され、そこからの思うようにいかない
脱出劇を描いたものかなと思ったら、あんまりそんなことはなかったです。

物語は学生時代はモデルをやっていた28歳バツイチの女性が、微妙なグダグダから酒といっしょに
睡眠剤やら安定剤やらを飲みすぎてオーバードーズを起こして、病院に担ぎ込まれて・・・
気がついたら精神病院で拘束されていたって話なのですが・・・

はて、読んでいる最中はそんなこと思わなかったんですが、こうして感想を書いていると妙な概視感が。
改めて拾い読みすると、なんかこのシチュエーションを知識で知ってると言うか・・・
何なのかなぁって思っていたら・・・
吾妻ひでお先生のアル中時代でしたか(^^; マンガと小説なのでなんかすなおに繋がらなかったんですね。
最初は自分が足の手術を受けたとき、入院した記憶かなって思ったいたんですけどね。
あのときは麻酔が効き始めて朦朧としたときに5点拘束されて、ほわーとした頭でやめろショッカーって言ってもいいかなぁ・・・というのが最後の記憶だったりして(^^;

話がそれましたが本作、帯には絶望と再生の14日間と書いてありますが・・・・
振り出しに戻っただけのような・・・確かに自分がうざい女であることを受け入れて、男と別れてますが、正直、だから?と言う感じが。
個人的に、この後も彼女の足元には数多くの落とし穴が口開けていて、そこに落ちれば、
即、クワイエットルームにようこそってことになるような・・・

個人的には良い読後感でないですね。
遠子先輩風に・・・は、今回パスですね。冒頭の描写がやばすぎます(汗;

クワイエットルームにようこそ (文春文庫)

クワイエットルームにようこそ (文春文庫)

  • 作者: 松尾 スズキ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 文庫



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2010-06-07 [小説]

コミケの落選通知到着orz
文書で届くとやはり堪えます。クリダグナサスとして初の落選ですよorz
ここ5年近く連続で受かっていただけに。
精神的にへこんだところに、夜中少々冷たい風に当てられて風邪をひいてしまったようです。
微妙に熱っぽい。明け方も冷えていたしなぁ。これ以上悪化しないように気をつけないと。
と言ってるそばから、今日も夜風が冷たいですよ。頭がズキズキするですよ。
で、体調が悪いときに限って、腹に据えかねることがあったりするわけですねぇ・・・
そんなのことまともに相手をするなと、昔の偉い人は言ったもんですから、素直にその意見に従いましょうorz 本当にめんどいなぁ。

看守眼 横山秀夫 読了
短編集です。
7作品中3作が警察ものです。意外と比率が低いので少々びっくりです。
表題作、看守眼は第一の事件の証拠に違和感を感じていたことが、そのまま伏線となったので、
心地よく楽しめました。
新聞社ネタの静かな家。短編ながらも誤報と殺人事件を絡めた展開は、サラリーマンの哀愁もあいまって、一番面白かったかなと。微妙に後味の悪い結末が多い作品集ですが、こちらは自分の仕事を受け入れた男の姿勢もあいまって本当に楽しめました。
久しぶりに横山作品を読んだような気がしますが、クライマーズハイの印象が強いせいか、泣かせる話や読後感の良い話が多いと思っていたんですが・・・
この作品集は妙に後味の悪い話が多くて驚きです。
午前五時の侵入者の読後感の悪さは言うに及ばずですが、秘書課の男のラストも一見、良い話で終ったように見えますが、主人公のこの後を考えるとやはりすっきりしないと言うか・・・
なにげに遠子先輩風に締めるならば、煮干をぽりぽり食べていたら、最後の方で思い切り苦いのを
噛んじゃって、あうう・・・苦いようって、はんべそになると言ったとこでしょうか(^^;

看守眼 (新潮文庫)

看守眼 (新潮文庫)

  • 作者: 横山 秀夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/08/28
  • メディア: 文庫


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廃墟建築士のこと [小説]

税金の請求書きた・・・orz きついなぁ けど、分納はやめて今年は一括でいくとしますか。

廃墟建築士 三崎亜記 読了
短編集です。雰囲気はとなり町戦争のような作品で統一されているような。
表題作の廃墟建築士。不思議な語感をもつ題名から、物語を紡いでいくスタイルの中でも、これは秀逸でした。
廃墟に対する設定と物語、そして主人公の人生が短い中にも凝縮されていて、実に深い味わいを残してくれました。
七階闘争もなかなか魅力的でしたが、廃墟建築士には一歩及ばずかな。
図書館は予想外に、バスジャックに収録された動物園と同じ主人公のお話でした。あの会社仕事の幅広すぎとかおもったりして(^^;
短編集だし、登場人物は違うんですが、不思議と収録作品が全て同じ世界観で統一さているような印象を受けまして、不思議と連作集を読んでいる気分になりました。
そういった意味でもバスジャックよりも巧みになったと思えます。
中々に満足な気分です。


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