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ダークナイトと大雨のこと [映画]

どうせ今日は大雨だと思っていたので、朝、早めに起きてバットマン ビキングを見てからぶらぶら映画館に。目的はダークナイト鑑賞。
とりあえず大雨でも駅までつけば後はずっとぬれずに時間を潰せるので快適。
映画が始まるまでお茶して、本屋や家具を物色しながら待機。ちょっとほしい本があったりするのだが、とりあえず今日は自重。

ダークナイト
・・・すごいなぁ・・・というか、ビキニングを復習しておいて良かった。少々画面が暗いのと黒い衣装の人が多いのでいろいろ見づらいのがなんとも。ソフトはほしいけどこれはBDで買わないとだめだな。後、これは字幕が絶対必要なので海外版も買えないですなぁ。

で内容ですが、とにかく本当にジョーカーがすごいです。ニコルソンのショーカーの印象を払拭しましたね。
このじわじわ耳元で狂気をささやく演技が心底恐怖ですよ。でも、このジョーカーには二度とお目にかかれないのが本当に残念です。あーもう、じっくりと彼の演技を見たい。早くBDででないかなぁ。
とにかく狂気の犯罪者という存在感が圧倒的ですが、彼はバットマンに依存してるんですね。バットマンが入るからある意味芸術的な犯罪が犯せるわけで、そうでなければ、けちな強盗や泥棒に戻るしかないというか、金に興味のないジョーカーが犯罪をする理由がないような・・・
後、従来はマフィアの大物が薬品を被ったっ結果、醜く変貌した自分の顔を見て狂気に踏み込んだのが大きく改変されてます。指紋もDNAの情報もない人間。なんというかバットマンのもたらす強大な恐怖に刺激されて、平凡な人間が突然ジョーカーに変貌したような・・・これは面白い。
よくあるパターンでは、絶対正義がもたらす光がより深い影を生み出すというのがありますが、バットマンの場合はそうではないのが面白いですね。彼の生み出す恐怖の仮面に刺激を受けて、その恐怖の闇があれば自らフリーク化することも容易いということでしょうか。

そのバットマンですが、米国の人はここまで彼を貶めるのかというくらい、強烈な仕打ちです。
こまいことですが、犬相手にダメージを受けるバットスーツは悲しいものがあったりするわけですが、
まぁそんなことよりも、ビキングで登場した幼馴染が、新任の検事に惚れるとは・・・レイチェル、ビキニングの時はかわいかったのになぁ・・・orz つか、スーパーマンリターンズもそうでしたが、なんか米国の人って寝取られが好きなのかな?
さらにバットマンの場合はスーパーマンのそれよりも悲惨ですよ・・・・ヒロインの気持ちは結局彼に伝えれなかったわけですし・・・これは悲しい。こんなことを背負って戦い続けるのは本当に辛いよなあ。
さらに、絶対人を殺さないという彼が、人殺しの罪までも被ってしまった・・・これもなんかすごいな。
警官殺しの汚名を被った故に完全に警官に追われる立場となり、同時に彼を呼ぶためのサーチライトも破壊されるなんて・・・・・悲しすぎる。
それゆえに、トゥーフェイスがこれまでとはちょっと違った立場で、物語にかかわるのかとも期待していたんですけどねぇ。これは見事にキャラがたっただけにかなり残念でした。
あの姿になったとことで、善と悪に対して公平に対処しうる存在になるのかなと思ったんだけどな。

というわけで、総評としては見事な最終章というのが自分の感想です。と、同時にこれまでのバットマンとは違う作品の序章であったともいえます。
うーむ、この流れの新作は是非見たい。しかし、ジョーカーが・・・本当に惜しいです。

そういや、バットマンの正体をばらそうとした弁護士は今後どうするんでしょう?ジョーカーを恐れて沈黙をまもるのかな? 
いろいろ深読みできるからなぁ・・・じっくり見直したいです。早くBDを発売してほしいです。


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kesagake

私も知人から招待券を貰ったんですが、名古屋まで出るのが面倒&
大雨で動けなさそうなんですよね。
ううう。
by kesagake (2008-08-31 00:48) 

おどんとグリフス

kesagakeさまnice&コメントありがとうございます。
>私も知人から招待券を貰ったんですが、名古屋まで出るのが面倒&
>大雨で動けなさそうなんですよね
愛知のほうは大雨で大変そうですね。大丈夫でしたか?
ダ-クナイトは苦労して見る価値はあると思いますので、落ちつたら是非。
by おどんとグリフス (2008-09-02 00:02) 

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