喰霊―零― 最終回のこと

今期のアニメも最終回を迎えるものもでてきましたね。
というか、来週はコミケというわけで・・・妙に暖かいこともあって今ひとつ実感がなんですよね。
まぁ珍しく、コピー誌を出さないので、ほげーとする時間があるせいかな。

喰霊―零―　第12話　最終回
いろいろ予想外な展開ではありました。というか4課の人達のことはフォロー無しですかorz
てっきり、過去の4課の事件であの少年にヨミさんが目をつけられたのではないのかと思ったんですが。

ヨミさんの本当の願いは神楽を守りたいということでした。そのためには自らを消し去ることさえも。
最後、殺生石がその願いをかなえたのかはわかりませんが・・・
やはり、もう少しヨミさんの神楽へのゆがんだ気持ちを出してほしかったと思うんですけど。
ヨミさんの神楽への挑発にその辺の意思を感じ取るのは・・・
再び正気を取り戻したヨミさんの願いとか携帯に突き刺さった刀の先。いろいろうまいことしてましたね。

最後の戦いは、霊獣を使わずに剣だけの勝負。相打ちは負けだと断ずるヨミさんですが、神楽の真意はどこにあったのでしょうか。意味のある死を考えたのでしょうか。
勝負の余韻を感じる暇もないままに、カテゴリーＤの強襲。本当に大事なものを切った神楽にはカテゴリーＤに対して感情のままに霊獣を使役。これはひとつの成長といえるのでしょうかね？

そして物語は2年後。これは神楽がヨミと同い年になったということでしょうか？
意外なことに、室長と桐ちゃんが生きてました。桐ちゃんは幼児退行してますが。
さらに凶悪に死亡フラグを感じていた神楽のクラスメイトも生存。彼女たちに神楽はろくな別れも告げずに去ってしまった様子。
この辺、神楽は背負うではなく忘れることで強くなろうとしたのでしょうか？
とか思っていたら、桜庭さんと同じ声の人と神楽いるし（＾＾；
なんか明るいけど、妙に適当な受け答えが、微妙に虚無感を感じさせて・・・やはり極力背負わずに生きているのかなと感じちゃったりして。
総評として、1話のインパクトをうまくつかって最後まで面白く鑑賞できました。不満はやはり1話の人達のことが、まったくフォロー無しだったのには少々唖然です。
後、最終的な黒幕であろう少年が、その存在をほとんど知られずに、というか出会った人間は全て死亡するという状態で終わってしまい、非常に後味が悪いということでしょうか。
なんにしても、このような作りによって、原作への興味を持った人も多いでしょうし、いろいろと成功した作品と言えるのではないでしょうか。
という訳で、BDでリリースしてほしいと思う今日この頃だったりします。

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タグ：喰霊―零― アニメ

コメント 2

昨日私も視聴しました＾＾

私の中では最後まで飽きさせることなくよく描いてくれたと思います＾＾
最終回もあの展開の中ではいい終わり方だったんじゃないでしょうか！

１２話というなかでしっかりと話をまとめてくれたと思います！

不満はやっぱり黒幕の少年が誰なのかイマイチよくわからなかった？こと
あの少年が誰なのか描写してるシーンありましたかね＾＾Ａ？

全く見る予定でなかった作品ですが、視聴した中でＴＯＰの評価かもしれません＾＾まさにダークフォースでしたね！
by bapio (2008-12-24 10:09) 

bapioさま＞nice&コメントありがとうございます。
＞１２話というなかでしっかりと話をまとめてくれたと思います！
個人的には後1話で4課の人達を掘下げてほしかったのですが（＾＾；

＞不満はやっぱり黒幕の少年が誰なのかイマイチよくわからなかった？
雰囲気的に九尾の狐の怨霊に操られて、それを復活させるのが目的ではないかと思うんですが。
こちらは原作で決着がつくのでしょうね。

＞全く見る予定でなかった作品ですが、視聴した中でＴＯＰの評価かもしれません＾＾まさにダークフォースでしたね！
私も全然期待せずに見ていたんですが、本当に化けましたね。
個人的に08年度のベスト3にはいる作品だと思います。

by おどんとグリフス (2008-12-25 23:35)