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鉄のラインバレルと香菜里屋を知ってますかのこと [アニメ]

雨の上に寒いのつらいですねぇ。
というわけで午前中は少々土いじり。微妙に肥料が土になじまずに浮いてるような。なかなか難しいものですね。

香菜里屋を知ってますか 北森鴻 読了
連作集。北森作品で現代を舞台をしたものは世界観を同じくしているようで、その象徴的存在がビアバー香菜里屋と言えるのですが、本作ではその香菜里屋が店じまいしてしまいます。
正直、この展開は驚きでして、現代を舞台とした北森作品が続く限り存在すると思っていただけに、これは作者としても大きな冒険になるのではと思ってみたりと。
まさか蓮杖さんや宇佐美さんのシリーズにもひとつの区切りをつけるのかなぁ?
でも、文中にあるようにどこかでひょっこり再登場する可能性の方が高いかな?読者としてはそちらに期待したいところです(^^)

・ラストマティーニ
老ベテランバーテンダーは何故カクテル作りに失敗したのか。
途中の脱線推理はあんまりですけど、それを差し引いてもラストにいたる展開はなんとも言えない男の思いやりがあって無性に良い読後感に満たされます。
背表紙の友
・・・・ぶんすか!古本屋でカバーと中身を入れ替えるなんて人として、やっちゃいけないことベスト3に入ります(^^;
山田風太郎は読みたいけど、カバーがエッチで、しかもカウンターに座っているのが可愛いお姉さんで・・・
しょうがないからカバーを入れ替えて購入・・・そんな昔話から、人と人をつなぐ話へと。
これまた読後感が良いですね。

特に気に入ったのは上記の2編ですが、他の作品も読み心地は大変良いですし、他の北村作品からもゲストが登場してよいスパイスとなっています。
とりあえず、これまであまり表面にでることのなかった香菜里屋の店主にスポットがあたり、過去が明らかになり、同時に香菜里屋の名前の由来もわかりました。
こうなると、やはり新しい香菜里屋の物語が読みたくなります。蓮杖先生がフィールドワークで訪れた場所でさりげなく再会・・・なんとなくですが、京都あたりでそのようなことが起きるのではないかと。
もしくは、東北かなぁ?

というわけで、このシリーズを読むとちょっとうまい手料理が食べたくなるので、明日は肉じゃがかポトフを作るとしましょう(^^9

香菜里屋を知っていますか

香菜里屋を知っていますか

  • 作者: 北森 鴻
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/11/29
  • メディア: 単行本

 

鉄のラインバレル 第17話
どうにも高度なギャグになってますね。
前回、再登場したヤジマはあっさり受け入れられてます。
というか、再会シーンを飛ばしてはダメでしょう。そして早瀬たちを庇って死んだ軍人さんそっくりのお姉さんが登場、まぁこの人は実の姉でしたが、ヤジマのこともあって少々混乱。

さらに日本は相変わらず加藤機関の傀儡政権のままですが、ジュダと岬市は独立状態にあるとか・・・で、ジュダは悪の組織のままと・・・
・・・加藤機関は世界に対して戦争しかけてる上に、日本を浮沈空母にするとか宣言しているわけで・・・あーもうよくわかりません。米国のスタンスとかどうなってるんでしょ?

で、ヤジマは加藤によってファクターとして復活したようで、目的は城崎の拉致が目的でしたと・・・
つか、加藤に従う理由がわからんというか、そろそろ加藤のカリスマ性とか明示してくれないと、早瀬との立場の違いがわからないんですよね。
このまま行ったら、冷静に考えたら城埼がこっちの世界に来たのが悪いって落ちになりかねないですよ。
後、社長の死に対して加藤がノーリアクションなのも気になるところであります。


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