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七子と七生のこと [映画]

コーヒーが切れていたので、あわてて買いに走ることに。
やけに肌寒いのでホットコーヒーが実にうまいです。

昼から、読書とDVD三昧。
城山三郎の賢人たちの世を再読。昔、読んだときには椎名氏の行動の描写の仕方が納得いかなったわけですが、今回読んでも納得ができません。
正直、党改革を標榜しながらも、自分が頂点にたつのではなく、他の人にやらせようというのがなんもなぁ。
・・・・というか、椎名氏自信、インタビューにははぐらかしばかりで、本当に党改革を目指していたのかどうかも怪しいと思えるんですよねぇ。一般に言われるロッキード隠しの要素が強かったんではないかな?
ロッキード事件前後の現代史は、じっくりと読んでみたいジャンルですので関連書籍をぼちぼち漁ってみたいところです。

七子と七生 ~姉と弟になれる日~
瀬尾まい子さんの7’s bloodが原作。NHKがドラマ化したものです。
随分と長いここと探していたのですが、豆を買った帰りに寄った古本屋にDVDがおいてあったので、さくっと購入。
主人公が蒼井優なこともあって、なかなかに良作との評価を聞いていたので楽しみしていたのですが・・・
なんかちょっと違う方向に走ってしまったような気がします。
七子の内面が語られていないので、普通の姉弟の出会いと別れに見えてしまうんですよね。
というか、ラストの別れ、七生の泣きかたが今生の別れのように見えるのですが、あのドラマの作りでは会おうと思えばいつでも会える様に見えちゃうんですよね。
原作では、住んでいる場所が電車で数十分しか離れてなくても、七子は七生とは普通には二度と会うことはないと考えているわけです。
正直、映像化するにあたり、ちょっとこの内面を描くのは非常に難しいかと思いますが、なんとも惜しいところです。
後、二人の別れの思い出に、お互いに散髪をしあうのですが、ここの映像も・・・七生はたんに髪がぼさぼさになっただけだし、七子は髪を切った後に、髪型変えてるし・・・ダメジャン・・・そこ変えちゃダメですよ。
当初はいい感じにアレンジが効いていたので期待していたんですが、やはり原作の持ち味を再現するのは難しいのかなぁ・・・


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