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いばらの王のこと [アニメ]

GWですね。
とりあえず、初日は映画の日ということでいばらの王を見てきたですよ。
ちょっと徒然に。
初日で映画の日の上に、ネットで予約できないので、ちょっと早めに新宿へ。
意外と人がいなくて、あっさり席が確保できたので上映時間までその辺で時間を潰すことに。
というか、紀伊国屋書店で時間を潰していたわけですが、やはりあそこはやばいですね。
思わず、ここにある本全部くださいしちゃうとこでしたが、BDBOX購入予算捻出のためがまんです。
映画を見終わった後は神保町へ。紀伊国屋で芽生えた衝動はこちらで解消(^^;
後、スカイツリーまで歩いていったりと・・・とりあえず358mまで成長しているそうです。
東京タワーの高さを先日越えたばかりなのに、すごい進捗率ですねぇ。
予想以上に建物にさえぎられて近付く間、スカイツリーって見えないのはちょっと驚きでした。

で、2日目はいろいろと買い物につき合わされましたが、公園を歩いていたらミントの群生を発見。
これがアイスクリームにのってるミントと教えてあげたら、なんか宝の山を見つけたかのように目を輝かせていましたが・・・(^^;

いばらの王 king of thorn
以下、感想とネタバレです。ご注意ください。


 

冒頭、メデューサに関するニュースに時間を割きすぎでは?と少々不安に。
演出的にキャサリンに、いばら姫を朗読させることで、物語のイメージをうまく連動させてました。

映像的には非常に魅力的、かつ美麗に表現されてましたが、モンスターの種類が・・・・
カエルとタコを削ったのはかなり残念です。
後、片方の角が折れたモンスターの、マルコーへの執念が今ひとつ判りにくいですね。
あのタイプのモンスターは一匹だけにしておけば、よかったのではと思ってみたりと。

登場人物も・・・管理コンピュータの名称がアリスだったので、かなりいやな予感。
予想通りにかなり陳腐なことにorz
この辺、管理コンピュータに人格を持たせるのはなぁと思ってしまうわけであります。
一番の改変はマルコーだったりするわけですが、ここまで設定を変えるのはどうなかなと思うわけですが・・・
ゼウスの存在を抹消したのは個人的によしと思うわけだったりします。個人的には原作のマルコーの復讐者として立ち居地のためにゼウスを登場させたように思えますから、物語の本質においては余分なキャラと思ってましたから。

そして主人公であるカスミですが、物語のフォーマットにいばら姫を重ねてきていることと、自殺未遂の傷跡の位置などから、一番原作から変更してくると思ったんですけどね。
原作でも、カスミの存在自体が強烈ではありましたが、その分彼女のアイデンティティクライシスが、
それほど重要視されてませんでしたから。
というわで、映画ではその辺すっきりさせるべく、死んだのはカスミではなくシズクで、というよりもカスミがシズクを殺してしまったと言う展開なのかなと。
で、いばらの中心にはシズクの死体。いばらはカスミがシズクの死を隠蔽しようとした結果。
登場人物たちはそのことを知らずに、状況の解決のためにいばらの中心にいるものを目覚めさせようとするけど・・・・・ってした方がわかりやすかったのではと。

ラストは・・・かなりの説明不足ですね。果たして人類はどうなってしまったのか?
48時間しかたってないのに、事件の中心の周囲に誰もいないのはどういうことなのか?
さらに生き残ったティムは結局、メデューサに感染したままなのは・・・
もう少し、ラストのいばらのように見える道が、これからの二人が歩む困難を象徴していると思うんですが、今ひとつその困難が伝わってこないのが残念です。
評価として、映像には問題ないのですが、ストーリーの練りこみが足りなかったかなと。後、触手分8^^;
正直、ラストシーン、もっと絶望と救いのない虚無な困難を予感させてくれたら、名作と評価できたんですけど。
とりあえず、BDはでたら買いますよ(^^;


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