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私を猫と呼ばないでととらドラのこと [アニメ]

さて正月気分も抜けてませんが、そろそろ夏コミの申し込みも考えないといけない時期になりましたし、コミック1の原稿のこともあります。ほんとこれって終わりがないというか、血を吐きながら続けるマラソンというか・・・(^^;
というか、現在懸念される最大の障害は2月に発売されるPS2版ギレンの野望 ぢおんの系譜なんですよね~
まずい。これがでたら完全にゲーム廃人は確実なんですが・・・がくがくぶるぶる・・・
ああ・・・大量のGMとボールでぢおんをめためたに蹂躙してやりたいです。

 

私を猫と呼ばないで 山田正紀 読了

久々に奇をてらってない短編集です。先日読んだ神獣聖戦は例によってヒロインの描写に不満があったわけですが、本作品集ではそのような不満はありません。
短い作品ではありますが、それぞれに人物がくっきりと浮き出てくるようです。
気に入ったのは次の作品です。
消えた花嫁 
半世紀前、婚礼の儀の中、小船から消えた花嫁の話なのですが、実に良いですね。
短編なのに、いろいろ妄想というか、ここで話を切ったら痛快。ここで話を切ったら鬱展開等等、その区切りを考えるとなんとも楽しいですね。読後感は、初夏の話ではあるんですが、不思議と鶯の鳴き声が聞こえてくるような心地よさを感じました。
親孝行にはわけがある
6歳の男の子とその母親の会話。これもテンポがよくて大変楽しめました。とっさに瀬尾まいこさんの卵の尾を連想もしちゃいましたが。
おちもなかなか良いはずし方だったと。
津軽海峡、冬景色
妻に離婚を迫られ、役所へ手続きをする日の男が、青年時代を回想する話。
かっこつけようとしても空回り。だったら道化を演じてしまおうという男の姿がなんとも共感を感じてしまうわけでして。
それだけにこの話の終わりはかなり悲しいものでありますが、微妙に肩の荷がおりたような、清々したような・・・なんとも不思議な読後感だったりします。
私を猫と呼ばないで
表題作ですね。
なんとも無国籍な感じと語り口が星新一先生の作品を連想させてくれます。
というわけで、個人的に手堅く楽しめる作品集でした。大満足。
私を猫と呼ばないで

私を猫と呼ばないで

  • 作者: 山田 正紀
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本


とらドラ! 第14話
大河に触れられると幸福になれるという伝説が。
放送も折り返しかな?原作未読の範囲に入ったかと思ったら、手乗りタイガー伝説は2巻に収録されていたような。話の作りは少々違いますが。
さておき、大河の父親の問題はあまり尾を引かずに収束。
前回のラストで北村とダンスを踊れたことで舞い上がる大河。なんか今回の釘宮さんの演技は幅があってますますファンになってしまいました。
微妙にお互いを立ち居地を意識し始めたみのりんと竜児。
空気が読めすぎてしまう亜美ちゃん。でも竜児だけは彼女を特別視せずに、等身大の人として接してくれるという・・・
表面的には穏やかではありますが、微妙に一発触発の空気がひしひしと感じてしますわけで、泥沼の展開がまっているのでしょうか?
やすこの言うところの”家族”が救いになってくれるといいのですが・・・

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