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ウェンディ・ペインのこと [コミック]

珍しく食べ物の話をば。
先日、入稿の帰りに品川で乗換えをしたんですが、少々時間があった上小腹がすいたのでなんか無いかなと思っていたら、なにげによさげなパン屋さんがあるではないですか。ウィンドウから見えるパンがなにげに私の趣味にあっているようで・・・久々に触手が動きました。
こういうときの直感は激しく当たる自信があるだけに・・・
結論、大当たり!価格は味相応に高めの設定ですが、それを差し引いても美味い。
いや、油断したら一回で2千円分はかるく購入しちゃいそうな感じですよ。
いやはやこの店、品川で助かりました。近所に在ったら毎日でも買いに行っちゃいそうですよ。
まじでとりこになりそうですよ。パンでここまではまるのは大阪で暮らしていたとき以来です。
あのころ、土曜といえば10時開店にあわせて焼きたてパンと、厚切りベーコンを買っての食事をするのがかなりの贅沢だったわけですが(^^;
・・・で、ネットで検索したら上野にも支店がありましたよ・・・やばいっすorz
http://www.andersen.co.jp/

ウェンディ・ペイン 2巻
ピーターパンの影に影をトラレテアイデンティティを失ったウェンディの物語です。
白雪姫のエピソードで、この世界の構造的問題といいましょうか、修正不可能な歪みが生じましたね。
基本、それぞれの物語の結末をウェンディは知ってるわけですが・・・
さて、これらの世界、ハッピーエンドを迎えたあとは、また最初にもどって一から物語を繰り返すんでしょうか?
正直、この白雪姫の後味の悪さは個人的に筆舌に尽くしがたいのですが・・・
さておき、本筋としてはティンクが影を取り戻してノキオを連れてウェディから離反。
ピーターの影の属性と、本来の目的の一部が明かされました。
どうやら影を奪って回っていたのは、御伽噺の矛盾や悲劇を回避するのが目的というか・・・
ウェディを現実世界に戻さないことが重要なようですが・・・うーむ、メタ視点的にウェンディはピーターパンの物語をどの程度知ってるんでしょうか?
また、御伽噺の矛盾や悲劇性の回避といっても、白雪姫の場合は彼らの干渉によってバッドエンドなわけですし、人魚姫もまたアイデンティティを取り戻して泡となることを望みました。
ピーターの計画のゆがみの原因は、彼の狂気の影が原因のようですが・・・影が分離したということは、影を失ってアイデンティティを喪失したピーターもいるってことですよね。
なにげにフック船長も登場したりと、物語は大詰めを感じされてくれてます。
3巻に期待大といったところです。

ウェンディ・ペイン 2 (CR COMICS)

ウェンディ・ペイン 2 (CR COMICS)

  • 作者: 森見 明日
  • 出版社/メーカー: ジャイブ
  • 発売日: 2009/12/07
  • メディア: コミック


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