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2010-03-04 [小説]

気温が日替わり定食ですな。
仕事の方は相変わらず、いやんな予感が続いております。
なんかこう・・・もう倒れそうですorz

容疑者Xの献身 読了 東野圭吾
いまさらながら読了です。
確かに面白くて一気読みしちゃったのですが、少々ものたりないかなと。
石神という人物の掘下げがたりないというか、湯川が石神に対しての評価の仕方がもう少しいびつな形になっていればと。
彼の考えのいびつさと言うか悪い意味での合理的処理というのが、掘下げられてないような気がして。
犯罪の隠蔽をすることで、あの親子の安寧が維持されるのかというか、普通に娘の方の心のケアに考えが至ってないのが物足りないと言うか、その辺が最後の号泣に意味をもってくるのか。
ちょっと考えがしっくりこないな。
ラストに向かうにつれての圧迫感は青の炎を思い出しました。
というか、湯川もあれというか、なんなんでしょ?あの結末はさらに石神をさらにどん底に突き落としただけなんですけど、彼はどういう考えだったんでしょうか?
結局、湯川もいびつな存在ということなんでしょうか。


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