2010-12-18 [小説]
なんか実感がないけど、コミケまで後10日なんですねぇ。
本当に最近、実感がないですよ。
後、姪っ子さまへのクリスマスプレゼントも用意しないとなぁ。
新世界より 上下 貴志祐介 読了
かなりのページ数でちょっと二の足をふんでいたんですが、読み始めたらあっという間に読了しちゃいました。特に最後の章は一気読みでした。
現在からおよそ千年後の関東での少女の回想録。
冒頭、その世界の人がもつ呪力がどのようなものか、威力が比喩なのかどうなのかうまく把握できず、少々戸惑っておりましたが、その辺飲み込めるとすんなりと物語にはまりこむことができました。
なにげに上巻を読んでいたときは、子供たちが大人への不信と、従来、悪と思われていた存在の真の姿を認識することで体制の崩壊と新しい秩序への道を築いていくかと思っていたんですけど。
正直、主人公のやってることは地雷を踏みまくっている上に、普通ならルールを逸脱したことで処理されるとところを、なんかうやむやな感じでスルーされているのは違和感があったんですが、その辺は下巻を読んで微妙に納得ですが・・・なんかちょっと違うかなぁと・・・
というか、上巻のおまもりの中身が変化したエピソードって、とくにフォローがなかったけど、あれってどういう意味があったんでしょう?
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