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2010-06-10 [小説]

日中は日差しが凄いのですが、夜は風がちょっと冷たいですね。
川の近くですから川風が心地よいです。
まぁ、昼間でも湿気がないから日陰にはいると涼しいんですよね。

クワイエットルームにようこそ 松尾スズキ 読了
ちょっと軽めのものを思って、手に取ったら結構きつい内容でしたorz
てっきり、駄目な人がうっかりミスの連続で、法的に拘束され、そこからの思うようにいかない
脱出劇を描いたものかなと思ったら、あんまりそんなことはなかったです。

物語は学生時代はモデルをやっていた28歳バツイチの女性が、微妙なグダグダから酒といっしょに
睡眠剤やら安定剤やらを飲みすぎてオーバードーズを起こして、病院に担ぎ込まれて・・・
気がついたら精神病院で拘束されていたって話なのですが・・・

はて、読んでいる最中はそんなこと思わなかったんですが、こうして感想を書いていると妙な概視感が。
改めて拾い読みすると、なんかこのシチュエーションを知識で知ってると言うか・・・
何なのかなぁって思っていたら・・・
吾妻ひでお先生のアル中時代でしたか(^^; マンガと小説なのでなんかすなおに繋がらなかったんですね。
最初は自分が足の手術を受けたとき、入院した記憶かなって思ったいたんですけどね。
あのときは麻酔が効き始めて朦朧としたときに5点拘束されて、ほわーとした頭でやめろショッカーって言ってもいいかなぁ・・・というのが最後の記憶だったりして(^^;

話がそれましたが本作、帯には絶望と再生の14日間と書いてありますが・・・・
振り出しに戻っただけのような・・・確かに自分がうざい女であることを受け入れて、男と別れてますが、正直、だから?と言う感じが。
個人的に、この後も彼女の足元には数多くの落とし穴が口開けていて、そこに落ちれば、
即、クワイエットルームにようこそってことになるような・・・

個人的には良い読後感でないですね。
遠子先輩風に・・・は、今回パスですね。冒頭の描写がやばすぎます(汗;

クワイエットルームにようこそ (文春文庫)

クワイエットルームにようこそ (文春文庫)

  • 作者: 松尾 スズキ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 文庫



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